- リソースのオーバーライド
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今までResourceHackerなどを用いて差し替えていたリソースデータが簡単に置き換えられるようになりました。
Dataフォルダの中のResourceフォルダにリソースと同名のファイルを置くと、優先的にそちらのデータが使われます。
例えば「CARD_NORMAL.bmp」というファイルを用意すると、カード背景を置き換えることができます。
カーソルも同様に指定可能です。カーソルの場合、curファイルとaniファイルが使用できます。
- メニューカードへのPC画像表示
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これまでPC画像をメニューカードに表示する際、エフェクトブースターなどで擬似的に行っていましたが、エンジンの機能として表示が可能になりました。
この機能を利用するにはWirthBuilderでシナリオを編集する必要があります。
- 新しいコンテントの追加
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新規のコンテントとして以下の5種のコンテントが追加されました。
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ステップ代入コンテント
指定したステップから別の指定したステップへ値を代入します。
「ランダム」を選ぶとステップの値 0~9 のいずれかをランダムで代入します。
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フラグ代入コンテント
指定したフラグから別の指定したフラグへ値を代入します。
「ランダム」を選ぶとフラグの値 TRUE もしくは FALSE のどちらかをランダムで代入します。
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ステップ比較分岐コンテント
2つのステップ(以下A・B)を比較し、AがBより大きい、AがBより小さい、AとBが同じ、の3つに分岐します。
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フラグ比較分岐コンテント
2つのフラグ(以下A・B)を比較し、AとBが同じ、AとBが異なる、の2つに分岐します。
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ランダム選択コンテント
対象全体から、あるいはレベルや状態等、指定した条件に合致する対象からランダムで選択中に設定します。
対象はパーティ、敵、フィールド全体から選択可能です。
これらの機能を利用するにはWirthBuilderでシナリオを編集する必要があります。
- クーポン分岐コンテントの適用範囲の拡張
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クーポン分岐コンテントの適用範囲に「フィールド全体」を追加しました。
これによりクーポンによって敵を選択することが可能になります。
この機能を利用するにはWirthBuilderでシナリオを編集する必要があります。
- ゲーム中の音量変更機能
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ゲームの環境設定からスライダーを調整することで音量の変更が可能になりました。
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- ヘルプが開けない不具合を修正
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F1キーやヘルプボタンからヘルプファイルが開けない不具合を修正しました。
- NPCが戦闘に途中参加できない不具合を修正
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戦闘中にキャスト加入コンテントを使用してもNPCが加入しない不具合を修正しました。
仕様としては以下のようになります。
- 加入した場合、実際に戦闘に参加するのは次のラウンドからとなる
- 離脱した場合、そのラウンドは戦闘に参加し、実際に戦闘から離脱するのは次のラウンドとなる
- セーブやロードをしない限り、NPCの体力や手札の使用状況等は継続する
- 音楽等の再生方法を変更
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BGMや効果音の再生方法を変更しました。
この変更によりMP3の再生に不具合が出ていた環境でも問題なく再生できると考えられます。
また、効果音にもMP3を指定できるようになります。
※ハードウェアMIDI音源やTiMidity++などの外部MIDI音源は原則としてサポートしなくなりましたが、
MIDIの再生に使用するサウンドフォントは任意のものに差し替えることが可能です。
これらに関する情報は本体付属のextender.txtを参照してください。
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- スクリーンショット機能
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PrintScreenキーを押すことによりスクリーンショットが撮れるようになりました。
カードワースのインストール先にScreenShotというフォルダが生成され、その中にPNG形式で保存されます。
- MP3のループ再生に対応
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今まではBGMとしてMP3を流すと一度再生されただけで止まってしまいましたが、
1.29からは自動的にループ再生されるようになりました。
- 宿や貼り紙等のマウスホイール操作に対応
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宿や貼り紙、カードウィンドウなどを表示した状態でマウスホイールを使用すると、
左右のボタンを押した場合と同等の動作をするようになりました。
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