ある日、冒険者達が宿で、同じ宿の冒険者パーティ「ワンダーフォーゲル」のメンバーと雑談していると、そこに新生セベス王国王女メリトアモンが現れ、依頼をされる。
　依頼内容は、『ラカマウ島にあるという魔王窟の探索』。
　さらにそこに「ワンダーフォーゲル」のリーダー、ゼダーンが現れ、かれらの次の冒険が決まったことを告げる。
　冒険者達は沈黙した。ワンダーフォーゲルと行き先が被っていたからだ。
　一方、ラカマウ島では新興宗教「アシェラ教団」が信徒を増やしていた……。

一言（×n）：
・６人用です。
・拙作「依頼を放棄したパーティの代わりにゴブリン退治に行ったらやばいやつが出てきた」「フォエニ様が征く！」「ククルカンに安息を」の後日談という形ですがプレイしてなくても始められます。なおプレイ済みのPCがいる場合は少しだけ台詞が増えます。
・最終的に12人の同行者が毎ターン入れ替わりながら戦闘に参加します。
・エピソードが短いわりに登場人物が大勢いて、膨大なテキストのほとんどが会話です。
・NPCが喋りまくります。PCも喋りますがNPCほどではありません。というか人数差のせいで相対的に少ないです。
・最大10レベルの敵と戦います。レベル６・リューン技能のパーティで攻略を確認しています。
・クリア後も済印がつかず、ささやかなおまけがあります。
（以下余談）「ワンダーフォーゲルの未登場メンバーを登場させたい」「フォエニ達のその後を書きたい」「自分の描いた素材をシナリオに使いたい」等の単体でシナリオにならないアイデアたちを使うために作りました。つまり「作りたいから作った」のでプレイヤー本位ではないかもしれません。