錬金術と染物の街アルクレンク領から出て北西に馬車で五日間。
青い中に沈む燈火の灯る都市として有名なレイムモントが見えてくるだろう。
昔の魔術実験が原因で、燦々とした太陽に別れを告げ、地形変化に耐えねばならない人々が住んでいる街である。


特産品：蒸留酒

　ダウンロードありがとうございます。
　はじめまして！！もしくはまたお会いしましたね！！
　Leeffesと書いてリーフェスといいます。

　先だって、mahipipa様の『アルクレンクは惜別の果て』を何度かプレイ致しまして。
　いやはや凄い面白いとしか言えない自分の語彙力のなさに絶望しつつ、同作者様の街シナリオでアルクレンクをまた遊んでおりました。
　興奮して根が単純なので思ったわけですよ。
「わー。この世界観の街シナリオもっと欲しい！」
　Leeffesは冒険シナリオも街シナリオも好きです。

　そして某画像サイトにてたろたろ様のAI作品を拝見したのち、他の方と、素材は作りたければ作るものだし、AIを使った作品自体は著作権法が色々大変そうだけど、こういうフリーゲームの背景を広げるにはちょうど良いのかも、という話をしました。そんで。
　たろたろ様の背景、mahipipa様の街の光景に良いよなあと思ったんです。　
　欲しかったのは『青を漕ぐ銀の櫂』のタルターシュなんですけど、ここ、選択肢次第ではアレなんで少々難しいと、ご本人様から意見を頂きました。
　ああ、残念……と思っていたらですね。タルターシュとアルクレンクの間の都市なら、好きに作ってくれて良いとその後にお返事があったんです。
「ひええ、マジ！？　あの世界観の街、作っても良いの！？」
　……Leeffes、小躍りして喜んだのでございます。

１．多分内陸部ぽいから海に接してない。でもウイスキーの街になるから、泥炭は絶対に必要不可欠。どこで手に入ることにしよう……。
２．アルクレンクから錬金レモンとか輸入してそう。寒いから甜菜はあるけれどサトウキビはないだろう。てことはラム酒は絶対にない。
３．ランタンとかステンドグラスがあるってことは、ハリガラ村のガラス職人さんにも依頼をして作ってもらったんでは？

　書いたのは一部ですが、まあこういう事を細々考えて某所で相談させていただいたり、作者様ご本人にお話を伺ったり、色々やってました。
　それで一応、形になったっぽいのがこちらです。特産品は蒸留酒。
　……どう考えても、アイルランドとかスコットランドじゃなく、北海道余●町っぽいんだよなあ。ここ。

　皆様のCardWirthに少しでも楽しみが加えられれば嬉しいです。