PCの名前、素質、顔画像などをランダムで選択して生成する機能が追加されました。
CardWirthはキャラクターを自由に作成できる反面、初めてプレイする方には導入時の敷居が高く感じられる場合もあったようです。
そういった場面でキャラクターを手軽に生成できるというのは有用かもしれません。
名前はDataフォルダ内にある、MaleNames.txt、FemaleNames.txt、CommonNames.txtの中からランダムで選択されます。このファイルを書き換えることで自動生成に使われる名前を自由に変更することができます。
MaleNames.txtは男性PC用、FemaleNames.txtは女性PC用、CommonNames.txtは男女ともに使われます。
話者として評価メンバが追加されました。
今までセリフコンテントでは「あらかじめ選択状態にしたPC」か「(それ以外の)ランダムなPC」しか話者になれず、選択状態ではないPCを狙って話者にするには複雑な手順を必要としましたが、
評価メンバは「指定したクーポンを持つPCを話者にする」という機能をもつため、例えば「Aというクーポンを持つPCが選択状態のPCの名前を呼ぶ」といったPC同士の掛け合いが簡単に記述できます。
また、複数のPCを順番に喋らせるような場合、従来はクーポン分岐とセリフを交互に配置する必要がありましたが、評価メンバを使うことでほとんどの場合セリフのみで済むようになります。
あらかじめ配布した役割クーポンなどをひとつだけ指定するような使い方を想定していますが、複数のクーポンを指定することで、一番適合したPCを話者として選出することも可能です。クーポンの後ろに「=2」といった数字を記述すると、選出計算上でのクーポンの重要度を操作できます。
色 | 特殊文字 |
橙色 | &O |
紫色 | &P |
明灰色 | &L |
暗灰色 | &D |
バトルの開始直後に発生するイベントを作れるようになりました。
イベントはバトル開始コンテントの実行直後、戦闘が始まって手札を選ぶよりも前に発生します。
このイベント内では、PCや敵が全滅した場合でも勝利イベントや敗北イベントが発火することはありません。