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プレイ時の新機能

PCの自動生成

PCの名前、素質、顔画像などをランダムで選択して生成する機能が追加されました。

CardWirthはキャラクターを自由に作成できる反面、初めてプレイする方には導入時の敷居が高く感じられる場合もあったようです。 そういった場面でキャラクターを手軽に生成できるというのは有用かもしれません。

名前はDataフォルダ内にある、MaleNames.txt、FemaleNames.txt、CommonNames.txtの中からランダムで選択されます。このファイルを書き換えることで自動生成に使われる名前を自由に変更することができます。 MaleNames.txtは男性PC用、FemaleNames.txtは女性PC用、CommonNames.txtは男女ともに使われます。
PCの自動生成

カードのソート機能
カード置場と荷物袋の中を名前順、あるいは種類順でソートできるようになりました。
カードのソート
カードの適性表示
カードの移動時にPC全員の適性が表示されるようになりました。
適性アイコン
フルスクリーン化
CardWirthのメインウィンドウをフルスクリーン表示できるようになりました。 画面右下の切り替えボタン、あるいはAlt+Enterによるショートカットで切り替えできます。
貼り紙などメイン以外のウィンドウは原寸表示ですが、今後のバージョンアップで対応予定です。
フルスクリーン化ボタン
パーティ全員のレベル一括指定
レベル調整機能でパーティ全員のレベルを一括して指定できるようになりました。
レベル調整

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新しいコンテント

キーコード所持分岐アイコン キーコード所持分岐コンテント
指定したキーコードを含むカードを持っているかどうかで分岐します。
所持していたのがPCだった場合、そのPCは選択状態になります。
キーコード所持分岐コンテント
ステップ判定アイコン ステップ判定コンテント
すでにあるフラグ判定コンテントのステップ版です。
任意のステップの値を比較し、後続のコンテントの表示を切り替えます。
ステップ判定コンテント
ラウンド分岐アイコン ラウンド分岐コンテント
現在のラウンド数によって分岐します。
戦闘時以外での動作は不定のため、バトルイベント以外で使う際はこれより前にバトル判定分岐コンテントを使用して下さい。
ラウンド分岐コンテント

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既存コンテントの拡張

状態判定分岐アイコン 状態判定分岐コンテント
判定できる状態を11種追加しました。
状態判定分岐コンテント
ランダム選択アイコン ランダム選択コンテント
ランダム選択の対象としてNPCが選べるようになりました。
また、判定できる状態を11種追加しました。
クーポン分岐アイコン クーポン分岐コンテント
対象をフィールド全体とした場合に、リバース状態のカードも対象になりました。
これにより敵のリバース状態を解除できるようになります。
セリフアイコン セリフコンテント

話者として評価メンバが追加されました。
今までセリフコンテントでは「あらかじめ選択状態にしたPC」か「(それ以外の)ランダムなPC」しか話者になれず、選択状態ではないPCを狙って話者にするには複雑な手順を必要としましたが、 評価メンバは「指定したクーポンを持つPCを話者にする」という機能をもつため、例えば「Aというクーポンを持つPCが選択状態のPCの名前を呼ぶ」といったPC同士の掛け合いが簡単に記述できます。

また、複数のPCを順番に喋らせるような場合、従来はクーポン分岐とセリフを交互に配置する必要がありましたが、評価メンバを使うことでほとんどの場合セリフのみで済むようになります。

あらかじめ配布した役割クーポンなどをひとつだけ指定するような使い方を想定していますが、複数のクーポンを指定することで、一番適合したPCを話者として選出することも可能です。クーポンの後ろに「=2」といった数字を記述すると、選出計算上でのクーポンの重要度を操作できます。

セリフコンテント
効果アイコン 効果コンテント
効果の種類として行動キャンセルを追加しました。
戦闘中に使用した場合、対象が行動前の場合に限り動作をキャンセルします。対象がすでに行動済みの場合には何もしません。
カードの効果としても使用できます。
その他
  • コンテントの選択肢の中で一部の特殊文字が使用できるようになりました。
    使える文字は、#M、#R、#T、#U、#Y、及び$や%による状態変数となります。
  • メッセージとセリフで使用できる文字の色が追加されました。
    新しい色は以下の通りです。
    特殊文字
    橙色&O
    紫色&P
    明灰色&L
    暗灰色&D
    新しい文字色

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セルの拡張

セルアイコン PNG形式に対応
セルに表示できる画像形式として、新しくPNGに対応しました。
テキストセルアイコン テキストセル
指定した文字を表示できるテキストセルが追加されました。
フォントや大きさ、色、縁取り、縦書き等を指定してセルとして文字を描画します。
一部の特殊文字にも対応しており、#M、#R、#T、#U、#Y、及び$や%による状態変数が使用可能です。
テキストセル
カラーセルアイコン カラーセル
指定した色による合成を行うカラーセルが追加されました。単色、あるいは二色による縦横のグラデーションをセルに描画します。
また、それらの色をアルファ合成、加算合成、減算合成、乗算合成により他のセルと重ね合わせて画面効果としても扱えます。
カラーセル

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イベントの拡張

キーコード非所持イベント
キーコード発火において、指定したキーコードを持っていない時に発火するイベントが作れるようになりました。 使用するにはキーコード名の前に「!」という記号(全角)を付けます。
キーコード非所持イベント
キーコードの発火条件
今までキーコード発火では、複数のキーコードを並べていずれかひとつに合致すれば発火していましたが、発火条件の切り替えにより全てのキーコードを持っている場合にのみ発火するイベントが作れるようになりました。
使用するにはイベント名部分で右クリックし、キーコードの発火条件で「すべてに一致」を選択します。
キーコード発火条件
毎ラウンドイベント
毎ラウンド発火するイベントを作れるようになりました。動作や優先度は通常のラウンドイベントと同等です。 毎ラウンドを指定したイベントより上に別のラウンド発火条件があった場合はそちらが発火します。 また、いずれのラウンドイベントよりも上に毎ラウンドイベントがあった場合、毎ラウンドイベント以外のラウンドイベントは発火しません。
バトル開始イベント

バトルの開始直後に発生するイベントを作れるようになりました。 イベントはバトル開始コンテントの実行直後、戦闘が始まって手札を選ぶよりも前に発生します。

このイベント内では、PCや敵が全滅した場合でも勝利イベントや敗北イベントが発火することはありません。

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その他の更新点

細かい機能の追加、および変更
  • Faceフォルダの画像がビットマップ以外にPNGとGIF形式にも対応しました。
  • リソースオーバーライドの画像がビットマップ以外にPNG形式にも対応しました。
  • レアカードの売却額が元値の3/4になりました。
  • スタート及びパッケージ呼び出しコンテントの処理時間を従来の1000分の1程度に高速化しました。
  • カードアニメーション時などのCPU負荷を抑制するようにしました。
  • 宿がひとつも作成されてない状態で開始した場合に直接宿作成画面が開くようにしました。
  • エフェクトブースターを廃止し同等の処理を内蔵化しました。
  • BGMや効果音など一部の設定を宿別ではなく全体で一括管理するようにしました。
  • サウンドフォント(拡張子sf2)を設定画面から選択できるようにしました。ファイルをSoundFontフォルダに入れることで設定画面から変更できます。
  • WirthBuilder上で開いているシナリオを直接実行するダイレクト実行機能に対応しました。
  • システム設定に終了時(終了カードと×ボタン)に確認ダイアログを表示するオプションを追加しました。
  • システム設定に貼り紙ダイアログのキャプションバーにフォルダパスを表示しないオプションを追加しました。
  • 宿のロード、セーブ処理を高速化しました。
1.28以前に由来する不具合の修正
  • デバグ宿で「:R」クーポンの付与、剥奪が正しく機能しない不具合を修正しました。
  • デバグ宿で配布する有限召喚獣を付帯能力として配布するように修正しました。
  • 背景の切り替え速度をマシンスペックに依存しないように修正しました。
  • 味方キャストにターン経過処理(状態異常や時限クーポンなど)が適用されない問題を修正しました。
  • 全滅時に各PCの特殊称号を消去するように修正しました。
  • カードの移動中にシナリオから緊急避難すると表示がおかしくなる不具合を修正しました。
  • フラグ判定で使用するフラグを直前のコール系コンテントのコール先で変更すると判定が正常動作しない不具合を修正しました。
  • 貼り紙のフォルダ表示でピリオド以下の文字が表示されない不具合を修正しました。

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